鍋敷き
私事ではありますが、我が家には鍋敷きがたくさんあります。
自分が伐った木や、玉切りの状態で切り捨てされている丸太の端を拝借したものなどですが、
あまりにも数が多いので家族から苦情が出るほどです。
支障木などを除伐したら玉切ってその場に放置するわけですが、そういう木を見ていると、
「せっかく大きく育った木が伐られちゃってなんだか可哀そう。何とか使ってあげたい!」
という思いがこみ上げてきます。
昔は間伐材や除伐された木なども無駄にせずしっかり利用されていたらしいですが、
今はカマドもないし、お風呂も薪じゃないし、お年寄りの杖も木じゃないし、、、。
いろいろ考えましたが自分で利用できるのは鍋敷きくらいしか思いつかなくて、今までに大きいものから小さいものまで何枚も家に持ち帰りました。(森守会の中でこんなことをやっているのは私だけです。)
というわけで、我が家では様々な種類の木の鍋敷きを使っています。
樹脂が多い木の場合は熱いお鍋を載せると樹脂が溶け出てきてとても良い香りがするんですよ!!
では、我が家の鍋敷きをいくつか写真でご紹介します。
最後に、鍋敷きの使用上の注意点を一つだけご説明申し上げます。
樹脂が多い種類の木で、非常に薄くて軽くかつ樹皮がついている場合は、熱いお鍋を載せたときに樹脂成分が溶けだしてお鍋にくっつくことがあります。くっつくといってもべたべたするわけではありませんが、鍋を運ぶ際に鍋敷きが一緒にくっついて行って途中で落っこちることがあります。
この点だけ注意してください。