都心に無料で入場できる植物園があった!

8月1日に急用があり大手町に行ってきました。

コロナのご時世ですから電車が混んだらいやだなあと思いつつ立川駅から12時頃の特快に乗ったのですが、時間帯ゆえか車内はあまり混雑していませんでした。

大手町での用事を済ませて、さあ家に帰ろうと思った時にビルの谷間に皇居の森がちらりとみえたので、「真夏なのにシベリアに帰らないで皇居のお堀で一人で遊んでいる白鳥がいる。」という話を思い出した私は、灼熱の日差しが照り付ける中、皇居のお堀へと向かいました。

お堀に行ってみると、なんと本当に白鳥が一人で遊んでいるではありませんか!はるか遠くに白いものが動いています。

他の仲間と一緒にシベリアに帰らないというのは協調性が無いからなのか、いじめられたのか、体の具合が悪いのか等、白鳥が夏でも東京にいる理由を想像しながら近づいて行くと、白鳥のすぐ傍に警官が2人立っていて何か物々しい雰囲気です。

白鳥の写真を撮るためには警官の傍まで行かなければなりません。うっかりカメラを向けたら不審者と見做されて取り押さえられてしまうかも。などと思いつつ警官に向かって歩いて行くとそこは「皇居東御苑」の入り口でした。

警官が、「カバンの中を見せてください。」というのでカバンをみせると、「はい結構です。どうぞお入りください。」と言われたのでそのまま公園の中に入ってしまいました。

偶然入場した公園の中はコロナと灼熱の太陽のせいか人影はまばらでした。

中に入ると大きな石を積み重ねた城壁や古い木造建築物が見えます。場内の案内図を見ると、どうやら自分は江戸城の本丸跡に向かって歩いているようです。

江戸幕府のお侍さん達は毎日この坂を上って通勤していたのでしょう

本丸跡

本丸跡からの眺めはなかなかのものでした。

本丸跡から見た東京駅周辺のオフィス街(遙か草原の彼方に連なる山々、じゃなくてビルの群れ)

本丸跡から見た武道館の玉ネギ

さてここからがこのブログの本題です。

皇居東御苑は植物や樹木に興味がある人にとっては一日居ても飽きないような場所なのです。

主な植物や樹木には名札が付いていますので知識が無い人でも勉強になります。

この木なんの木? となりのトトロに出てきたような大木です。

クスノキです

この木なんの木?

もともとこのブログを書くつもりが無かったので写真が非常に少なくて恐縮ですが、この公園にはとてもたくさんの植物があります。

個人的に一番興味深かったのは竹林です。世界には実に様々な竹があるのだなあと感心しました。(残念ながら写真撮ってません)

今回は公園の半分しか見れなかったのでまた機会があったら残り半分も見たいと思っています。

この公園は樹木・植物好きにはお勧めしたいです。

コロナが終わったら行ってみてください。

入場無料です。

おまけ:帰り道に高速道路の下で見つけた木です。

桐?

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